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ハワイを基点としたビジネスマンで最も成功したうちの一人であるJay Shidler氏はもって生まれた明晰な頭脳を活かし、商業不動産の分野で活動を続けておりホノルルをはじめ米国西海岸、中部の州に膨大な数の施設やオフィスビルを所有している。数年前に自分の出身校であるハワイ大学ビジネススクールに約30億円の寄付をし、大学も学部の名をShidler School of Businessと名を変えており、それ以後も定期的に寄付が続けていると聞く。

当初、友人であったことから創作面では好きなことをさせてもらっていたが、自由がありすぎるのも考えものだと気がついた。デザインのプロセスにおいて与条件に挑戦する醍醐味がひとつの面白さであるからだと思っている。

シカゴの自社ビル前にstreet sculptureを委託されたときは現場や製作所との交渉に単身ニューヨーク、カナダまで飛んだがよくも自由にやらせてくれたものだと思う。この時期のUCIはリゾート関係のプロジェクトが多く、ハワイという土地柄から作品には花鳥などのテーマが多かっただけに基礎造形に取り組みそれらの複合がアイデンティティの底辺にできたのは幸いであった。

一連のポスターアートの制作も手がけたが、直線と面だけで構成された建築の集合体のような透視作品のタイトルを二人で考えているうちに彼が"Perspective Defined"にしようと提案した。いまでもその名の適宜性に感心している次第である。「はっきり輪郭をつけた(Defined) パース(Perspective)」のみでなく「明確にされた(Defined) 将来の見通し(Perspective)」と、計画性を重んじる彼自身のビジネスモットーをも掛けているのである。

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