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1982年春のオープン直後の業界誌によると「旧テアトル東京の再開発計画として文化的イメージの継承と国際都市東京の中心地・銀座に必要な機能を持つホテルを謳い上げて計画がすすめられ、2年間に亘って練り込まれたコンセプト」とあり、更に「高品質を結集したハードに日本旅館がもつ手厚いアテンドを加えた全く新しいホテルとして結実している。」レジデンシャルがキーワードのひとつであっただけに銀座という立地にもかかわらず、一歩ホテルに足をいれると我が家にかえったという安堵感をおこさせるほど地味だが優雅な雰囲気を醸し出している。

常に思うことは依頼者(オーナー)と直接のコミュニケーションをもつことが如何に大切かということである。何気なしの会話のなかにもオーナーの熱意と誠意が肌で感じられ、それが創作欲につながる。このプロジェクトがまさにそれであった。東京と米国(当時はホノルル)という時間のギャップは有能なプロジェクト・マネージャーのおかげで非常にスムーズに事が運ばれた。

オープン後家族を含めて何度も利用させてもらったが、ある友人夫妻が珍しがって部屋に訪れてきたことがある。外国旅行が多く眼が肥えている人達だがホテル西洋銀座が大層気に入り、エイズ募金活動で定期的に訪日していた日系知人と相棒の元女優エリザベス・テーラーを定宿のTホテルから、こちらに変えさせようと早速連絡をしていた(この結果は後に米国のフォーブス誌が触れていた: 1987/7月号)。それ以来、口コミで映画関係の知名人がスモール・ラクジュリーとよばれるようになったこのホテルにやってくるようになったと聞く。ちょうどレジデンシャルコンセプトとプライベートな環境がうまく重なったためかと思われる。

第一ホテル東京

ハレクラニ

ハヤシバラ グループ

ホテル西洋銀座

コオリナ・ゴルフ クラブ

シャイドラー・グループ

アーバンリゾート昭和の森